’13.4.8 (月)16:00~ 第4回法心理・司法臨床研究会
発表者: 斎藤進也氏(法心理・司法臨床センター 専門研究員) 内容: インフォグラフィックスが変える資料空間の把握: 法、心理、キューブ 時 間: 16時~18時(ご発表30分~1時間、質疑応答1時間くらい) 場所: 立命館大学朱雀キャンパス307教室 今回は 斎藤進也氏(当センター・専門研究員、上左)により「 インフォグラフィックスが変える資料空間の把握: 法、心理、キューブ」という研究報告が行われた。まずインフォグラフィックスとは、情報の整理を行い、わかりやすく可視化・視覚化したものを指す。古典的なものとしては、アナログなダイアグラムや地図、表やグラフがある。情報技術の発展とともに、これらの表現にアニメーション効果やインタラクティビティな操作が加わったインフォグラフィックスが出てきていることが説明された。 斎藤氏によれば、さらにインフォグラフィックスは今後3D構造へ展開していくとの予測があり、ご自身が開発された立方体型情報ビュアー KACHINA CUBE(KC)Systemについて説明がなされた。KCsystemについて、その使用例として一般企業による人事評価等への応用例などについても報告があった。また法司法・臨床センターで今後このツールをどのように扱っていくかについて、今まで法心理分野で用いられた事例も上げられ、今後まだ扱われていない民事分野での活用可能性も示唆された。 報告終了後には、このKCシステムの持つ情報の収集・表現能力を元に、法心理・司法臨床センターでどのような有益な使用が可能かについて白熱した議論がなされた(右)。
KACHINA CUBE WEB http://www.arc.ritsumei.ac.jp/kachina/cube/ |
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